K・リテラシー

ジャーナリストKANAME EIGHTの8つの視点から持論を展開。

【エンタメ】ガーシー事件に思うこと

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ガーシーの存在は車を運転する友人から聞いたのが始めてで、刺し違えるのを覚悟で暴露動画の公開に踏み切ったらしい。

 


ガーシーがYouTuberになる前に起こした詐欺事件がきっかけで、これまで付き合いのあった芸能人や著名人がいきなり疎遠になったことを逆恨みしたのがきっかけで、暴露に走り現在に至る。

 


当たり前の話しだが、親友でもない限りは詐欺事件を起こした場合、普通の友人、知人レベルの人間は離れていくのは当然で、自分の身近でも詐欺紛いのトラブルを起こした友人から多くの人間が離れていった。

 


件の友人は特別に自分のことを慕っていた時期もあり、行動を頻繁に共にしていたこともあり、ある意味では親友と呼べる存在であったのかも知れないが、最終的に自分も裏切り消えていったことは今も理由がよくわからない。

 


行動を二分化する背景には最低限の矜持があるかどうかである気がする。

若い時分ならまだしも、50代は人生経験を経てこれまで構築した人脈を活用して、大きく羽ばたく時期でもある気がするのだが、何処かでボタンを掛け違えたのか、最悪の「メガンテ」を選択することになった背景には「矜持」の有無であったのではないだろうか。

 


暴露系という時限爆弾を抱えながら稼いだガーシーの推定年収は一億円弱らしい。

これは誰かが動画再生数から割り出した推定値だから正確にはわからないが、当時は「切り抜き動画」で月に200万円ぐらい稼いでいた猛者がいて、友人が車を運転している最中にそれについて、同様の切り抜き動画で荒稼ぎすることを勧められたが、「金の為に他人を貶めることは出来ない」と話した記憶がある。

 


副次的なものではあるが、ガーシーに乗ることで誰かの不利益を呼ぶ「プロパガンダ」の実践は無理だなと思った。

 


そもそも日本人は過ちには大らかな気質で「水に流して、穢れを祓う」民族性である。第二次世界大戦下における神風特攻隊は国を守る為に自らの生命を捧げて散っていったのであり、自爆テロとは異なる。

 


「死なばもろとも」とはガーシーの著作だが、令和のダークヒーロー等と囃し立ててる

人間たちを後目に、自分が思うことは、なんて低俗な人々なんだろうか、ということで、参議院議員には28万票で当選したらしいが大和民族の系譜とモノを知らない人間が28万人も存在するという証明だが、馬鹿でも貧乏でも、最低限の「矜持」だけは忘れないでいたいものである。

#ガーシー