K・リテラシー

ジャーナリストKANAME EIGHTの8つの視点から持論を展開。

【政治経済】ベーシックインカムという名の共産主義について語る。

 

出典:明治安田生命総合研究所

ネット上ではベーシックインカム導入案の話をチラホラ目にするが、良識のある人間からは
原始共産主義が「ベーシックインカム」という名前に変わっただけで結局は共産主義と考え方は同じであると識者の間では強く批判されていた。

 

地方都市は、田舎ということもあるのが生産性が低く経済が低迷している印象がある。

これは全ての地方都市を分析した訳ではないので、傾向としてそれがあると受け止めて欲しい。

恐らくは先祖代々の土地家屋事業をそのまま2代目、3代目が引き継ぐことで、先代が残したベースの上に生活が成り立っている為、当然ゼロから作り上げた創業者や先代と比べると生産性その他に大きな違いが生じてくる。

新しいことをしなくても生活基盤が安定していくのなら、人は何をする気にもなれないものである。

北朝鮮脱北者が民主主義の韓国で言葉も民族も同じなのに労働の現場では偉く苦労するという話を聞いたことがあるが、共産主義北朝鮮ではノルマ以上の仕事をしても報酬が変わらない為、労働へのモチベーションが上がらず、その悪習が韓国に行っても中々修正されないらしい。

ロシアの地方都市も同様で、これは農業のドキュメンタリーか何かで観たのだが共産主義時代の悪習が消えず中々働こうとしないのだという。

 

1971年9月11日から1894年4月17日までソビエト連邦共産党第一書記に就任し、実質上の最高指導者であったニキータ・フルシチョフ無神論者で純粋な共産主義者ではあったが、リアリストでもあったのか共産主義導入でソ連内の政治、経済が脆弱になっていく中でこのままではまずいと考えて「スターリン批判」を行い毛沢東から修正主義と批判されながらも、国内政治の民主化軍縮を進め西側諸国との融和路線、現在の中国と同じ社会主義経済市場理論を導入して現実的な改善策に取り組もうとしたことがあったが最終的には失脚することになった。

 

ベーシックインカムを導入すれば、金額の分だけ国内の生産性が下がることになり、より経済は低迷していくような気はする。税収は健在な経済活動、経済施作で増やしていくべきであり現代貨幣理論(MMT)で帳尻を合わせるものではない。

 

左翼が支持するMMT等の経済施作は何かおかしいと感覚的に危険性を覚える方が健全であるような気がするのだ。

#ベーシックインカム

#MMT