K・リテラシー

ジャーナリストKANAME EIGHTの8つの視点から持論を展開。

【経済】電力カルテルと揶揄される関西電力の体たらくについて

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既得権に守られるとモラルの低下を招くのか

関西電力4社は電力カルテルと揶揄されていたが、なんでも新電力の利用者リストを盗用して、営業戦略を立てていたとかなんとか。

大手電力会社が競合する新電力の顧客情報を不正に閲覧していた問題で、経産省は業務改善命令を出す方針です。電力会社は電気料金の値上げ申請を行っている中、不祥事が相次いでいます。

この問題は、関西電力など7社の社員らが、子会社の送配電会社などが持つ競合する新電力の顧客情報を不正に閲覧していたことが相次いで明らかになったものです。

西村経済産業大臣「中立性、信頼性に疑念を抱かせるものであり、極めて遺憾である」

経産省は、関西電力など大手電力5社に対して弁明の機会を与えた上で、業務改善命令を出す方針です。

そんな最中に関西電力は電気料金の値上げについて告知を始めたことで批判に晒されている。

自由化の波は良い一面もあれば、悪い側面もあるが、自由競争の世界に晒されていればある意味で健全さを保てるのかも知れない。

自分が学生時代にバイトしていた警備会社は電力工事系が主であったが、国からの一次受けを担っていた会社の体たらくは相当なもので、面倒くさい作業は全て下請けに回して、自分達は楽な作業を受け持ち、14時には仕事そのものが終わるが、会社の敷地に入るのは17時を回ってからといったルールが存在した。

そこで働く自分も楽は出来るが、若い時分は患難辛苦に自ら飛び込むべきであるといった、謎の向上心があった為か、こんなところで働いたら他でやれなくなると思っていた記憶がある。

国鉄時代の駅員の態度は殴られてもおかしくないぐらい悪質だったらしいが、民営化した当時も余韻があり、悪質な駅員の姿は結構見かけたが、今は駅員がよく暴力に晒されるらしく、現在の駅員に罪はないが、これも組織の因果応報かと思ったものである。

#関西電力