昨今の陰謀論で目立つのが「米国陰謀説」であるのだが、ロシアのハイブリッド戦争の一環で流れていると思われるフェイク情報を拡散する人間が意図的か無意識であるかはさておき、付和雷同する人間が多く散見される気がする。
詳しくそれについて調査をした訳ではないので断言は出来ないが、問題の根底に米国を紐づける「結果論」ありきで自説を展開しているブロガーや論客は全て過去の出来事だけで話を構成
している感がある。
ニクソン時代やせいぜいレーガン、もう少し行ってブッシュジュニアぐらいまでは悪辣な
米国のキャラクターというものは成立してはいたが、オバマ時代を皮切りに何をするか
わからない米国の怖さというものはほぼほぼ消え去っているのではないだろうか。
記憶が正しければオバマ時代にCIA等の予算は三分の一程度に削減、諜報活動に関わる経費を三分の一まで削減してしまえば、当たり前だが活動資金がないのだから工作や調査活動に支障が出るようになる。
結果的にスノーデン事件、ウィキリークス事件が勃発することになった。
ウクライナ侵攻はまるで米国の代理戦争にウクライナが利用されているという妄言で議論を展開する人間がいるが、米国がウクライナを利用してロシアと代理戦争をする理由は一体なんなのか?
その戦争においてメリットが全く見えてこないし、米国がこれまで関わった紛争の中で、わざわざ面倒くさい絡め取りのような工作をしたことはあっただろうか?
仮に暗殺等はあったにせよ、国同士の矛先ぶつけて戦争に発展させるといった工作を目論み、謀略を実施していたのがそもそもがロシアである。
陰謀論者はこれまでのロシアの謀略の歴史には一切触れずになぜか「バイデンDS」の工作を声高に叫ぶが米国の謀略をそのまま「ロシアの謀略」と国名を入れ替えるとしっくりとくる感じがするのは気のせいだろうか?
それはそっくりそのまま、ロシアによる陰謀がベースに存在する証拠であるような気がするのだ。
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