インテリジェンスの猛者?と呼ばれる、ある外務省職員だった人間がスパイゾルゲ事件を振り返る旨を綴った書籍をたまたま手に取って読んでみたが、強烈な眠気に襲われて読み続けることが出来なくなったが、改めて読み進めて見ると「左翼」であることがそれとなくわかった。
この薄っぺらい本は一体なんだと思ったが、結論、リヒャルトゾルゲと尾崎秀実は死刑には値しないということを言いたいようだった。
一般論として大雑把な説明になるが、当時の日本軍が南進策を選択したことをスターリンに報告、対日戦はないと判断し、分散していた戦力をモスクワに集中出来たことでナチスを打ち破ったといったところだと思うのだが、まぁそれらの内容を否定するものではあった。
確かに戦後史の見解はそれぞれではあるが、投獄されたスパイの所作の記録を見れば、このような「新訳」は書くだけ無駄な気がする。
これはあくまでも私の主観ではあるが本人達の態度が、罪の重さを重々に承知している様が全てを物語っており、ゾルゲと尾崎は死刑に値しない論は正直、時間の無駄感は否めないと感じた。
#ウクライナ侵攻
#スパイゾルゲ
#陰謀論