主観的な感じ方を述べることになりそうだが、相応に人や物及び国家が動けば
一種のキナ臭さが残るものである。
犯罪史に残る未解決事件にしかり、機動隊の盾やヘルメットが放つ独特のゴム臭や鉄の香り赤灯のプラッチックの質感といった物理的なイメージが脳裏に浮かび、残るものである。
一方で陰謀論と呼ばれるものについては、それらが放つ「芳香」を全く感じさせないのが特徴でリアリティがほとんどないと言える。デジタル書籍と紙媒体では手に触れる感触と微量の光と一緒に入ってくる文字情報では双方が異なる印象を持つものだが、事実には前述したような鉄やゴムの香りがそれとなく漂ってくるものである。
人と物と国家が動けば現代流に表現すると一種の「波動」が起きるものだが空気がザラつくといった表現は何かしら異変が起きることを第六感か何かでキャッチしているから出てくる言葉だと思う。
トヨタ流「限定して狭めずにあらゆる可能性を模索していくことが大事」
トヨタ自動車の社長が「限定して狭めずに色々な可能性を模索していくことが大事、その一つが水素エンジン」という話を報道番組上でしていたが、これはそのまま陰謀論に騙されないようにする為のスタンスに
にている。
例えば米国陰謀論に凝り固まってしまうと他の可能性が見えなくなる。現状において最適解を探すことが情報の最低限度のスタンスであると思うのだが、それが絶対的に正しいという見地に立つ時点でそれ以外の可能性が打ち消されてしまう。
実際に暗躍しているのが米国ではない他の国や組織だった場合、ある意味ノーマークで陰謀論を隠れ蓑にして謀略が進んでいくことになる。
現在の日本には1970年代当時の過激な学生運動はほぼ皆無であるが、思想的な源流と行動パターンにおいて把握しておく必要はあるが、日本赤軍、革命左派、連合赤軍をベースに今の学生に対して対策を立てる必要がないように、1970年代の世界情勢をベースに今を考えることは随分、現実とかけ離れていることがわかるはずである。
リアリストの視点で見れば全く空気がザラつかないバイデン政権は裏がないとは言わないが行動力は悪辣な米国時代と比較するならば100分の1もあればいいぐらいである。
#ウクライナ侵攻 #陰謀論 #陰謀説 #ディープステートは存在しない