ロシアによるウクライナ侵攻開始時に大量に流れたネットを利用したプロパガンダは実に雑なモノではあったが、特別軍事作戦を謳った短期決戦においては世論を撹乱する為の物流としては充分であった気はする。
言わば、目隠し、煙幕のような役割を果たせば
それで良かっただけであり、占領が終わる迄の一週間程度の期間を撹乱することが目的であったのではないだろうか。
長期計画で、陰謀論者とあからさまに馬鹿にされるような発信は半世紀前のKGBならやらないと思うが、現在のようなネット環境が50年以上前には存在しなかったことを考えるとどうだかわからないが、それにしてもこの度発信された雑な内容とは異なる気はする。
最近はロシアのプロバガンディストと思しき人間の発信が消えた為か、ウクライナ侵攻開始当時と比較すると随分と落ち着いた様相ではある。
正確な数値を押さえているわけではないが、個人的な体感ではあるが見かけなくはなった。
ロシアが考える情報戦のフェーズが他に移行したのか、手詰まりなのか、もはやトンチキな発信は意味がなくなったと判断したものではないかと思った。
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